断熱と遮熱 どちらを選べばいいの?
2021-03-18
もうしばらくすると、暑さ対策を考えなければならない季節がやってきます。
お客様から「断熱ガラス」と「遮熱ガラス」のどちらを選べばよいか? というご質問をいただきます。
断熱ガラス=冬は太陽熱を取り込みながら暖房熱を逃がさないので暖かく、暖房効率も良い。夏は太陽熱を取り込んでしまうので、冷房を使わないとお部屋が暑くなる。
遮熱ガラス=夏は太陽熱を遮るので涼しく、冷房効率も良い。冬は暖房熱は逃がさないが(断熱効果もあるため)、太陽熱を遮ってしまうことにより暖房効率が劣る。
季節によって、硝子を入れ替えるなんて現実的ではありません。
では、どのように硝子を選んだらよいのでしょうか。
はたして、どちらのガラスが年間を通して快適かつ冷暖房負荷が低いかというと…
「遮熱ガラス」は夏に適する代わりに冬になると冷暖房負荷が高くなるというデメリットがあります。ところが「断熱ガラス」は暑さをとりいれるという夏のデメリットを遮蔽物によって遮ることができるので、年間を通しての快適性と省エネ性に優れた結果を生み出せるのです。
遮蔽物とは室外ですと外付けブラインド(エコアマドなど)・すだれ・グリーンカーテンなど、室内ですと内付けブラインド・セフティルーバーウィンドウ・レースカーテンなどです。(室外型の方が遮蔽効率が高く、冷房費用を50%近く軽減できる結果も出ています。室内側のレースのカーテンで冷房費は20%近くの軽減になります。)
ただし、遮蔽物を利用しながらも暑さにお悩みの方には西日対策として西面に「遮熱ガラス」を使用することをお勧めしています。
また、同じ「断熱ガラス」でもグリーンやブルー、ブロンズなど色味があるものは遮熱性能が少し高くなるため、面によって「断熱ガラス」の色を使い分けるのもお勧めです。
硝子選びもその種類によって性能の違いがあるので、ちょっとした知識で暮らしの快適さが断然レベルアップします。
これから窓の断熱工事を計画されている方は「断熱ガラス」・「遮熱ガラス」のメリット・デメリットをご理解の上、賢く選択されますことを願います。
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