窓から暮らしを広げる
2020・12/12以前のブログはこちらからご覧いただけます。お手数ですが、バナーをクリック!
「先進的窓リノベ事業」令和7年度予算の概算要求額が1,300億円で公表されました。
2024-09-10
注目
昨年、かつてない補助額でスタートした「先進的窓リノベ事業」ですが、8月30日に環境省から令和7年度の概算要求の中で引き続き1,300億円もの予算が公表されました。
事業内容
1)約5,000万戸の既存住宅のうち約2割しか省エネルギー基準をみたしていない。
2)家庭におけるエネルギー消費の大部分は冷暖房費由来のものである。
以上のことから、冷暖房エネルギーの消費を減らすには窓(開口部)の断熱性を高めることが効果的であることを鑑み、その費用の一部を支援する。
窓は住宅の部位の中で最も熱の出入り量が多い場所。
だからこそ、「窓の断熱化」は床・壁・天井などの断熱より効果がハッキリ現れ、また工事も短期間で完了できる最も効率のよい「既存住宅の断熱化」なのです。
特に夏の暑さについては室内から外に出られない、また室内でも熱中症にかかるなど深刻な問題になっています。
気象庁で公表している甲府市の資料を見てみると35度以上の日数について以下の数値が出ていました。
1895年(明治26年 129年前)⇒ 0日
1935年(昭和10年 89年前)⇒ 5日
1975年(昭和50年 49年前)⇒ 0日
2015年(平成27年 9年前)⇒ 23日
2023年(令和 5年 1年前)⇒ 35日
2024年(令和 6年 8月迄)⇒ 37日
驚いたのが1975年から2015年の40年間で0日⇒23日に激増していたこと。これには経済活動が伴っていることは明らかですが、まさかここまで地球環境を悪化させていたとは…
暑い中でもそれなりに外で楽しめた日本の夏が、今ではよっぽどのことが無い限り外には出たくない季節に変わってしまいました。
特に私たちのように「現場施工」が必須である業界にとっては、働く人の命まで危ぶまれるのではないかという心配も年々増しています。
一刻も早く、この状況を変えなくては人々の健康、そして経済にも悪影響を及ぼすことは明らかです。
「窓の断熱化」は住まう人にとって 室内環境の改善が大きな目的ではありますが、同時に地球環境を守り私たちの命そして経済を守るべく大きな事業につながることから国の支援の元でこの事業に取り組んでいただける方たちを一人でも多く増やしていくことが私たち窓の専門家の使命でもあります。
最近、夏の暑さで悩んでいるお客様や会社様からの依頼で「ガラス交換」をすることが多々あります。
そこで、私たちは多くの方に「窓の断熱リフォーム」がいかに効果的だったかということを知っていただくためにお客様へのインタビュー動画の撮影に取り組んでいます。
近日中にUPできる予定ですので、ぜひお客様の声をお聞きいただけたら嬉しく思います。
************************
◆ 一般社団法人 ロングライフラボについて
************************
夏の暑さをなんとかしたい! 甲府の暑さはすごかった。
2024-09-05
[窓]
注目
東北地方から故郷の甲府に戻られたY様。
窓から甲府の町が一望できる分譲マンションで快適なシニアライフを送ることを期待していたY様でしたが、夏になると「窓」から大きな悩みが…
それは、猛烈な「西日」でした。
ベランダ側がちょうど「西面」にあたるため、お昼を過ぎたあたりから窓から入ってくる「暑さ」と「まぶしさ」で部屋にいることが苦痛になるほどでした。
もちろん、カーテンを閉めれば日射を遮ることはできますが、夏の日の当たる間は薄暗いリビングで過ごさなければならず気分も晴れることはありません。
そんな中、Y様は「ガラスフィルム(遮熱タイプ)」の採用を考え、弊社に相談にこられたのです。
弊社では既存ガラスが網入りとのことから「熱割れリスク」を考慮し「ガラスフィルム」の採用をお勧めしませんでした。
そのかわり、「遮熱性能の高いガラスへの交換」またはブラインドのようにルーバーで光を調整できる「セフティルーバーウィンドウ」をご紹介させていただきました。
その後、遮熱性能の高いガラスは共有部分になるため管理会社の承認が必要でしたが無事OKをいただき、またセフティルーバーウィンドウも併せて採用されることになったのです。
今回使用したガラスは遮熱性能が最も高い日本板硝子のビル用「ペアマルチLowーE日射遮蔽型」のシルバー54。
心配していた熱割れリスクも計算上は無事クリア。(条件によっては必ず熱割れが発生しないとは言えませんがリスクが低い)
もっとも大切な日射熱取得率は0.39(夏)
すでに入っている一般複層硝子(網入り)の日射熱取得率が0.73あることを考えると約1/2弱。 *ちなみに1枚ガラス5ミリの日射熱取得率は0.86です。
ただし、この「ペアマルチLow-E日射遮蔽型」は冬の日射熱取得率も同様になりますので冬の温かな日差しも今までの約半分になりますが、断熱性能を表す「熱貫流率」は2.5と既存の一般複層硝子3.0に比べると【1.2倍】の性能がありますので暖房負荷(エアコンのエネルギー負荷)が劣ることはありません。
今まで、既存が「網入りの一般複層硝子」の場合は熱割れリスクが高いため「ガラスフィルム」による遮熱を断念し結果的にお客様の期待に沿うことができませんでした。
今回ガラスの入れ替えにより日射遮蔽が約半分となることで、夏の日差しの軽減を体感していただけるのではないかと思っています。
また、ガラスフィルムの場合日差しが強い場所ですと経年劣化が早くなりますが、ガラス交換の場合はその心配もありません。
ガラス交換は外観、内観を変えずにお住まいの環境を改善する効果があります。
もちろん、内窓や外窓交換などガラス交換以外で断熱性能を高める窓の改修もありますので、弊社ではお客様に最も適する性能値の製品、価格、さらには設置の条件等を考慮した窓の断熱リフォームをご提案させていただきます。
長く使うものだからこそ、ぜひ窓のプロにお任せください。
*今回採用した日本板硝子のビル用「ペアマルチLowーE日射遮蔽型」のシルバー54は先進的窓リノベ、子育てエコホーム支援事業の対象製品ではありません。
補助金の対象製品で遮熱性能の高いガラスとしては「スペーシアクール」または「スーパースペーシア」などがあります。(網入りの場合で日射熱取得率はどちらも0.5程度です。)
断熱性能と日射遮蔽のどちらもUPしたいお客様には上記製品をお勧めいたします。
*分譲マンションの場合はガラス交換およびセフティルーバーウィンドウ(室内側ルーバー)をお勧めいたしましたが、戸建て住宅の場合はエコアマド・エコ引違い(外付けルーバー型雨戸)など外部から日射を遮蔽する窓製品も併せてお勧めいたします。
************************
◆ 一般社団法人 ロングライフラボについて
************************
22年前に真空ガラススペーシアを採用のM様。さて、その後のご感想は?
2024-08-07
[窓]
注目
山梨県北杜市は自然あふれる八ヶ岳南麓に位置する場所。場所によっては北海道並みの寒さになるところでもあります。
避暑地としても有名なこの地域は県外からの移住者が多い場所でもあります。
M様は関西方面からこの北杜市に移住してきた方です。
ここは夏は爽やかな風が吹く過ごしやすい場所ですが、一方冬の寒さは耐え難いものだったそうです。
そこで、この寒さを何とかしたいと22年前に弊社にお問い合わせくださり、お住まい兼仕事場であるご自宅のほとんどの窓に「真空ガラス スペーシア」をご採用いただきました。
久しぶりに訪れたM様邸ですが、最も長く真空ガラスをお使いいただいている お客様として今回快く動画出演にご協力くださいました。
さっそくM様のご感想のインタビュー動画をUPしましたので、ぜひご覧ください。
今年の国の補助金制度も締め切りまで5カ月を切りました。
夏の間も「窓際の暑さ」や「室内での熱中症予防」、さらには「エアコンによる電気代の軽減」など窓リフォームで解決できることは多くあります。
初期投資は補助金でできるだけ抑え、快適さにおいては何十年も変わらず効果が実感できる窓の断熱リフォーム。
*一方、家電による空調はある程度の耐久年数での買い替えが必要になります。
快適さと省エネはもちろんですが、「内窓」・「ガラス交換」・「外窓交換」は今最も国が推進している脱炭素化への加速化事業なのです。
今日現在、補助金の予算はまだ余裕があります。
しかし、12月の補助金締め切り間近になると工事の日程調整が難しくなることや予算超過の可能性もありますので、あくまでも目安ですが遅くとも11月下旬には工事完了で12月に上~中旬には補助金申請を済ませるスケジュールをお勧めいたします。
*補助金は予期なく終了する可能性がございますことをご了承下さい。
************************
◆ 一般社団法人 ロングライフラボについて
************************
内窓を採用していただいたH様の動画をUP。
2024-07-04
[窓]
注目
昨年の住宅省エネキャンペーン2023(先進的窓リノベ事業・こどもみらい住宅支援事業)で内窓設置をされたH様。
今年に入ってからも追加があり、ほとんどの窓の断熱リフォームが今年2月に完成いたしました。(2024年の補助金をご利用いただきました。)
H様は住宅の中で最も熱の出入り量が大きい「窓」を断熱化することで、お悩みだったエアコンの効きや光熱費の問題が解決し大変ご満足いただきました。
今回、H様のご感想のインタビュー動画をUPしましたので、ぜひご覧ください。
今年の国の補助金制度も締め切りまで半年を切りました。
夏の間も「窓際の暑さ」や「室内での熱中症予防」、さらには「エアコンによる電気代の軽減」など窓リフォームで解決できることは多くあります。
比較的工事が集中しないこの時期にぜひともお考え下さい。
また、12月の補助金締め切り間近になると工事の日程調整が難しくなることや予算超過の可能性もありますので、あくまでも目安ですが遅くとも11月下旬には工事完了で12月に上~中旬には補助金申請を済ませるスケジュールをお勧めいたします。
*補助金は予期なく終了する可能性がございますことをご了承下さい。
************************
◆ 一般社団法人 ロングライフラボについて
************************
第26回「板ガラスフォーラム」にパネリストとして参加しました。
2024-06-20
注目
6月7日に品川プリンスホテルにて第26回板ガラスフォーラムが開催されました。
*板硝子協会・全国板硝子商工協同組合連合会など8団体による主催
このフォーラムは年に一度、全国のガラス業界人が一堂に会して学ぶ場として開催されており、今年は第一部「未来世代に継承する資源循環経済への対応」、そして第二部は「板硝子業界の将来像」と題して学生さんと業界代表のトークセッションが行われました。
第一部では経済産業省や環境省などの関係省庁や清家剛(せいけつよし)東京大学教授によりサーキュラーエコノミー(循環型経済)や板ガラスリサイクルについての講演があり、今回の内容が板硝子業界の「資源循環経済」への取り組みのスタートラインとなりました。
第二部では「若者たちの仕事観とガラス業界の可能性」のテーマの中で小樽商科大学大学院商学研究科准教授の泉貴嗣(いづみよしつぐ)さん、NPO法人SETの三井俊介さん、若者代表の橋本理沙さん、そして株式会社クリアの私は業界人の一人として参加させていただきました。
(業界人のパネリストとしては主に大手ゼネコンのガラス工事を請け負う株式会社山田商店の山田圭一社長、一般消費者向けECサイトを運営して全国にガラスを販売しているOOKABE GLASSの大壁勝洋社長、そして第2部の企画を担当したのがガラス卸会社のマテックス株式会社の松本浩志社長)
硝子は建築物に無くてはならない製品ですが、消費者の方にとってその存在を知る機会は残念ながら多くありません。
また、建設業界の昔ながらの3Kのイメージもあり、この業界がこれから生き残っていくため、また次世代に繋げていくために果たして何ができるのかということは重要なテーマでもあります。
もちろん、過去パネリストの経験が一度もない私が、はたしてどんなお話ができるのか、最初にお声をかけていただいた際はこのような大役を受けることに正直躊躇しました。
しかし、女性である私が「ガラス」という男性中心の社会で生きてきたことが、たとえたった一つでも業界の皆さんのお役に立てたらと考え出演をお受けしました。
以下、私が今回のパネリストとしてお話させていただいた概要をご紹介させていただきます。
1)若者の仕事観、会社を支える人について、事業における活躍ぶりなど
・62年前に父が創業した「ガラス店」の長女として生まれ、ガラスに囲まれた環境の中で育った。
・長く実家で経理をしていたが、12年前に家業から独立するきっかけがあり、現在の株式会社クリアを主人と二人きりで立ち上げた。
創業当時はBtoB(法人向け)が8割、BtoC(消費者向け)が2割程度の比率だったが、補助金のおかげで現在BtoCの売り上げが4割を占めるほどになった。
・現在の社員は20代から30代の若手社員が半数以上を占める。
・最近ではBtoCはお客様とのやり取り、積算、発注、現場のスケジュール管理などの業務はすべて女性が行うなど役割分担をしている。
・会社のベースとしてのBtoB(法人向け)。お客様の喜ぶ笑顔で元気になれるBtoC(消費者向け)。
・現場では、若手社員がそれぞれの仕事にやりがいを感じ、社内ではBtoCの受注から完了するまでの流れを女性が担うという新しい仕組みが自然と出来上がった。
・これこそ、SDGsの精神ではないが、2つのコンテンツをもつことで「持続可能」な働き方ができる組織が構築できたのではないかと思っている。
・どんな仕事なのかより誰と仕事をしたいかという新しい時代の仕事観を持つ若者や女性にとって、いかに社内でフラットにコミュニケーションが取れるかという点が非常に重要な点ではないかと感じることが多くある。
・否応なく迫る世代交代の時期をどう迎えるかまだまだ模索の日々だが、その答えは経営者自身の頭脳だけではなく若手社員や女性社員の声、さらにはBtoCのお客様の声から生まれてくるのかもしれないと思う。
・ゼネコンも消費者も大切なお客様。
仕事に「面白さ」を感じるこの二刀流こそ、今のわが社にはぴったりだと思っている。
2)生活者に頼られる地域の窓屋さんのエピソードなど
・今となっては弊社での売り上げの実に40%を占めるBtoCだが、その布石は実は22年前のある製品に出会ったこと。
・それは、皆様ご存じの「真空ガラススペーシア」
・当時、こんなに値段の高いガラスが一般消費者に買ってもらえるのか半信半疑だった。
ところが、集金のたびに粘り強くこのガラスの素晴らしさを語る問屋さんの社長に心打たれた。
この時、ゼネコンには営業に行くことはできなくても、一般消費者だったら女性の私でもできるかもしれないと思ったことがすべての始まりだった。
・まず、最初のお客様は八ヶ岳南麓に田舎暮らしで移住してきた方々。
その当時、ほとんどの別荘が夏仕様の建物で単板硝子が使われ、移住してきた方々が北海道並みの寒さに悩んでいた。
ところが、「真空ガラス・スペーシア」の交換工事を終えると、ほとんどのお客様が喜んでくれたことが私がBtoC事業を続けていく原動力になっていった。
ところが、「真空ガラス・スペーシア」の交換工事を終えると、ほとんどのお客様が喜んでくれたことが私がBtoC事業を続けていく原動力になっていった。
ちなみに板硝子協会のエコガラスのHPではこのようなスペーシアを採用した弊社の施工例が5件ほどUPされている
・また、15年ほど前からマテックス株式会社(弊社の窓製品の卸会社)が主催する「窓リフォーム勉強会」に積極的に参加。
今までのガラス屋のイメージが吹き飛ぶような「熱貫流率」や「国の減税制度」などの言葉に心ひかれ、とにかく「窓の断熱化」に夢中になるきっかけになった。
・最近では専門性の高い情報をHPから発信したり、補助金提案に力を入れることで、マニアックで勉強熱心なお客様からのお問合せが増えた。
・今後はより専門性を磨き、質の高い提案や精度の高い施工力で自社のブランド力をつけていきたい。
・そのためには社内のチームワークが必要なことは言うまでもなく、卸会社や協力会社との「連携」をしながら「三方よし」の精神でこれからも地域社会に貢献していきたい。
************************
◆ 一般社団法人 ロングライフラボについて
************************
















