ごあいさつ
「クリアさんの窓の店」にできること。
近年、異常気象による台風など自然災害が他人ごとではなく身近に迫ってきていることを実感しています。
脱炭素化を国や企業が今までになく積極的に進めているのには、この異常気象が地球に住むすべての人々の生活と経済に影響を及ぼすことがそう遠い先のことではないことにやっと気づいたからでしょうか。
窓製品を販売して感じたことがあります。人間は近い恐怖に対しては積極的に行動しますが、少し先のことに対してはその準備や対策を後回しにするということ。
だからこそ、「台風」や「防犯」など直に迫りくる問題を対処するためにシャッターや防犯製品を採用します。ところが、「断熱」という遠い未来、すなわち省エネによる地球環境問題や温度差による健康への影響に対しては二の次になってしまうということです。
近いできごととしての災害や防犯のための「窓」の提案はもちろんですが、うっかりすると後回しになる地球環境や健康問題に対しての情報を発信する役割が今の私たち「窓」に関わる人間のできることだと実感しています。
防災・防犯・断熱(ヒートショック対策)・遮熱(熱中症対策)・防音・防露・抗ウイルス・換気・プライバシー保護と多くの暮らしの悩みを効率よく解決することができるのが「窓リフォーム」です。
その上、メーカーの目覚ましい製品開発により「防災と断熱・遮熱」・「防犯と断熱・遮熱」・「結露防止と断熱」・「防音と断熱」・「防犯と換気」・「防犯とプライバシー保護」と複合的な悩みが同時に解決できる「窓」も続々と誕生しています。
したがって、例えそれが防災や防犯・防音のための「窓リフォーム」だとしても、製品によっては省エネ効果も十分期待できるため、必然的にお客様が地球温暖化防止に貢献していることになるのです。
ビジネスとして「窓」に携わることがこのような大きな役割を持つことに繋がることになるとは、ガラス屋から創業した父の時代では考えられない世の中になりました。
また、既存住宅でも壁・天井・床など大掛かりな工事をせず、ほぼ1日で完了するのも「窓リフォーム」ならではのこと。
具体的なお悩みを解決しながら、お客様のSDGs活動への橋渡しとしての役割を持つことは、私を含め社員すべての喜びに繋がっています。
これからも、その使命を忘れずお客様に真摯に向き合い、幸せをお届けできる存在でありたいと思います。
■「クリアさんの窓の店」店長 林 則子■