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クリアさんの窓の店オフィシャルブログ

真空ガラス「クリアFIT」と「スペーシア」どこがちがうの?

2021-03-29
真空ガラス「スペーシア」は聞いたことがあるけれど、「クリアFIT」って?

真空ガラススペーシアはご存知「0.2ミリの真空層」と「Low-E膜」の2重の効果によってその高断熱性能を発揮していますが、「クリアFIT」は「0.2ミリの真空層」のみという違いがあります。

断熱性能を表す「熱還流率」は真空ガラススペーシアが【1.4】なのに比べクリアFITは【2.7】。
*数値が小さい方が性能が高い
空気層が12ミリの一般のペアガラスが【2.9】なので、クリアFITはそれに比べると若干高い断熱性能を有します。
*一枚ガラスの【6.0】に比べると2倍以上の性能になります。

もう一つ、真空ガラスは断熱性だけでなく「遮音性」にも優れた効果があります。
クリアFITの真空層はスペーシアと同等なので遮音性能も同じ効果があることはご存知でしょうか。
そしてさらに遮音性能を高めたい場合はクリアFITの「ガラス交換工事」ではなく「内窓」に入れることでより一層「断熱性」と「遮音性」の両方を兼ねたスペシャルな窓に変えることができるのです。
*防音合わせガラスは遮音効果は高いが断熱性能は低い。またペアガラス(同厚)は断熱性能は高いが共鳴効果によって遮音性能が劣る。
スペーシアと同じ0.2ミリの真空層

最後になりましたが、「スペーシア」と「クリアFIT」の最も大きな違いは「コスト」面にあります。
特に硝子交換の平米数が大きいほどその違いも大きくなるので、今まで予算的に真空ガラススペーシアだとちょっと厳しいかなというお客様には最適です。また、硝子交換工事でもう少しコストを抑えたいという場合に、真空ガラススペーシアの中に一部クリアFITを採用する方法もお勧めしています。

ただし、補助金関係は「クリアFIT」のガラス交換だと対応できない場合があります。(環境省の断熱リノベ・東京都の制度は対象外/グリーン住宅ポイントでは対象製品です。)*内窓+「クリアFIT」だと補助金及びグリーン住宅ポイントの両方で対象製品になっています。

「クリアFIT」は真空ガラススペーシアの陰に隠れた製品ですが、使い方によってはその性能とコスト面でお役に立てる場合も多々ある製品です。

弊社では硝子の性能、費用対効果など様々な側面からお客様が最適なガラスの選択ができるよう、きめ細かいアドバイスでお手伝いさせていただいています。ご質問、ご要望がございましたらどうぞお気軽にお問い合わせください。

お待ちしています!!  
厚さ6.2ミリだから今あるサッシに入れられます。
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