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クリアさんの窓の店オフィシャルブログ

窓から暮らしを広げる

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樹脂窓について

2021-12-04
カテゴリ:窓
アルミサッシは「不二サッシ」がアメリカからの技術提携により今から60年余り前に日本に流通させたことが始まりですが、その「軽さ」・「耐久性」・「コスト」から長い間サッシの素材の主流として扱われてきました。
しかし、近年「住宅の断熱化」を重視する傾向から、主に住宅用サッシでは「アルミ製サッシ」は「アルミ樹脂複合サッシ」に取って代わられました。

一方世界を見回してみると、「アルミ樹脂複合サッシ」というものはほとんど使われておらず、特にヨーロッパ・アメリカでは60%~70%は樹脂サッシ、続いて木製サッシがスタンダードになっているのです。(日本サッシ協会調査H25・3~H32・3)
さらにもともと住宅の断熱性において意識の高いヨーロッパで樹脂製サッシが普及していることはわかるのですが、お隣の韓国が80%という結果には驚きました。ちなみに日本での樹脂製サッシの普及率は22.3%。

先進国である日本で窓の断熱化がここまで遅れているとは…。

樹脂窓に使われる「ポリ塩化ビニル」の素材としての熱伝導率は、なんとアルミの約10,000倍。

カーボンニュートラルの実現の観点からもアルミより絶対におススメなのが樹脂窓なのです。
洗濯ばさみはポリプロピレン。劣化しやすいプラスチック。
地中の設備配管は高耐久性な塩化ビニル樹脂製(PVC)
しかし、そのデメリットというと真っ先に思い浮かべるのが紫外線による「劣化」。
ところが、樹脂サッシに使われている「塩化ビニル樹脂(PVC)」は約60%が塩でできており、炭素を含まない無機物なので耐久性に大変優れているのです。(塩化ビニル樹脂は設備配管などにも使われています。)


これから家を建てる方、また「窓リフォーム」で住宅の断熱化を計画されている方にはぜひとも「樹脂サッシ」を特別なものではなく、世界のスタンダードなものとして選択肢に取り入れてほしいと思います。

*品質と価格でイチオシメーカー「エクセルシャノン」は公共工事でも使用可能な樹脂肉厚2.0をクリアしています。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
「エクセルシャノン」は日本で最初の樹脂サッシメーカー。
純国産の樹脂サッシを始めて販売したのが「エクセルシャノン」。 樹脂製サッシ「シャノン」が誕生したのは今から40年以上前の1976年。
その歴史と実績は知る人ぞ知るメーカーなのです。

段炭素社会に向けて、いよいよ「樹脂窓」の時代が到来です。


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森と湖のリゾート地でのお悩み

2021-11-22
カテゴリ:窓
ここ1~2年のコロナ禍により「八ヶ岳南麓」や「富士五胡周辺」地域に別荘を求める首都圏の方が急激に増えました。

「ワ―ケーション」と言われる地方でのテレワークを目的に、また子育ても一段落した大人世代の方達が人との距離をおくことができる「リゾート地」に生活の一部を移そうとしたことなどが多くの理由。

また、比較的手ごろな価格で購入できるため、ほとんどが築20~30年近く経った物件が多いことも特徴です。
ところが、当時はまだまだ「断熱仕様」が一般的ではない時代だったため、ガラスは1枚ガラス、サッシはアルミ製というのがほとんどの別荘の基準でした。
マンションなど比較的気密性の高い建物に住む都会の方が直面したのは、憧れのリゾート地での暮らしに予想外の「寒さ」という悩みでした。

その悩みを解決し、もっとも効率的で短時間に住宅を断熱化できる方法として「窓リフォーム」が最適であるという情報は、インターネットなどの媒体を通して今では多くの方に知られるようになりました。




今から20年前、建設会社の下請け一辺倒であった実家のサッシ・ガラス販売会社に勤めていた私が、取引先のガラス問屋の社長さんから「真空ガラススペーシア」の見本を見せてもらったことが個人のお客様向けにガラスを販売するきっかけでした。

そして、当時ご購入いただいたお客様のほとんどが八ヶ岳南麓にお住いの移住者の方々でした。

冷暖房設備が整った都会から、ほぼ北海道並みの気候が魅力の八ヶ岳南麓に移り住んだ方たちの多くが、春から秋の快適な時期に購入され初めての冬を迎えて予想もしない寒さに驚いたのでした。

その頃、発売間もない世界初の「真空ガラススペーシア」は一枚ガラス用のサッシにも装着できる画期的な高断熱ガラスであり、多くの移住者の方の冬の暮らしを快適に変えてくれました。

今、再び「八ヶ岳南麓」や「富士五胡周辺」での暮らしを求めてやって来る都会の方々に、20年前から販売し続けている超薄型の高断熱ガラス「真空ガラススペーシア」を提案しているということは、やはりこのガラスの圧倒的な「性能のすごさ」所以です。

「真空ガラススペーシア」をきっかけに素敵なお客様とどれほど多く出会うことができたでしょうか。
その中でお客様も歳を重ねすでに八ヶ岳から都会の生活に戻られた方もいらっしゃいますが、遠く離れた場所にもかかわらず今でも交流させていただいています。

そんなお客様との長い交流ができたのも「真空ガラススペーシア」が本物だった証かもしれません。









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冬のお風呂で事故が起きる意外な理由

2021-11-19
カテゴリ:窓
「窓と建築をめぐる50の話」の中に知られざる情報がありました。*監修:伊香賀俊治・五十嵐太郎・清家剛・塚本由晴・YKK窓研究所 ㈱エクスナレッジ発行 

ヒートショック=暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に移動をすることにより短時間のうちに急激な温度変化を経験し、この激しい温度差が血圧の急上昇・急低下を招くこと。主に脳出血・脳梗塞・心筋梗塞などを引き起こす。

お風呂での事故と言えば上記のヒートショックのみが原因とみられていましたが、実は「熱中症」が原因となっている事例が多いことが医療現場からの報告で分かりました。
「熱中症」は夏の暑さで発症するものとばかり思っていましたが、実は熱い湯舟に長時間つかることによっても夏の熱中症と同じく体温が上昇して心肺停止や意識障害になり、そのことが溺死の一因になっているというのです。



熱いお湯の長風呂は危険!
【寒いのに熱中症になるわけ】

寒い浴室では、冷えた体を温めようとして熱い湯舟に長くつかる傾向があり、そのため入浴中に体温が上昇してしまいのぼせて体が動かずにおぼれてしまうケースがみられるそうです。

例えば、42度のお湯の場合、20分湯舟につかると高齢者の平均体温は39度に上昇、30分間では40度を超えて危険な領域に入ると言われています。

【浴室内の熱中症対策には】

浴室全体を暖かくすることで、長湯の必要が無くなり「熱中症」に至ることが無くなります。
お風呂の入り方として41度以下のお湯に10分以内で体が充分温まれば「熱中症」に至ることを防げるでしょう。

室内の熱が最も逃げる場所が「窓」。まず「窓」を高断熱のものに取替えさらに暖房を設置することで、ヒートショックと熱中症をWで防ぐことができるのです。





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出窓でお困りの方へ朗報です!

2021-11-18
カテゴリ:窓
今から20~30年ほど前にブームだった「出窓」ですが、意外とお悩みの声が多いのがこの窓なのです。
以下、お悩み別の解決方法をご紹介します。

1)「結露」
出窓ではガラスが壁の外側に出ているため、その室内側のスペースに水蒸気が滞る原因があります。

結露対策として最もお勧めできるのが「真空ガラス」への交換工事です。

もう一つの方法として内窓もありますが、その場合は木製の窓枠部分がガラス面から離れているため、「対流」によって断熱効果が弱まり結露に対してもその効果が低くなることがわかっています。(内窓の場合、出窓スペースにものが置けなくなることもデメリットになります。)

2)「防犯」
一般的な出窓には面格子が付いていません。また、ガラス面についている大きめなピッチの格子は「組子格子」といって防犯上の効果は残念ながらありません。そこで、以下の二つの方法をお勧めしています。

A.出窓の正面のサッシ部分に「枠付けブラケット」という接続部品を使った面格子を取り付ける。(縦格子・横格子・クロス格子・井桁格子があります。)

枠付けブラケット面格子
B.11月にYKKapから発売された「出窓用マドリモシャッター」を取り付ける。
  出幅が20センチに限りますが、今までなかった出窓専用のシャッターです。
出窓製品に使える選択肢が増えたことで、今までのお悩みがより一層解決しやすくなりました。

出窓でお悩みのお客様はぜひともご検討ください!


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「寒さの我慢」は禁物です。

2021-11-17
カテゴリ:窓
「ヒートショック」という言葉が聞かれるようになって久しい昨今、その対策に浴室や脱衣室をできるだけ暖かく保つことの重要性は多くの人に知られるようになりました。

以下、循環器疾患の住宅内での死亡者数が月別の統計で表されているグラフです。
やはり、12月から2月までの3カ月間が最も死亡人数が多く、特に1月は夏の時期の2倍以上の数値になっています。
グラフ下にある悪性新生物(がん)の死亡数が季節に関係なく推移していることから比べると、いかに心疾患や脳血管疾患などが季節性のものかがわかります。

だからこそ、室温を改善することで疾患を防ぐことも可能になるのです。

以前、長野市内で内窓プラストを設置するお仕事があった際にお客様から聞いたお話があります。
千曲川沿いのこの寒い地域では、外で飼われている犬は6年程度しか生きられないということ。
室内で飼われている小型犬なら15年~20年もの寿命なのに比べ、なんと短命なのか驚いた記憶があります。

そんなことを考えてみると、現在多くの高齢者の方々が昔に比べて長寿になられているの一つに、この「室内温度」の違いに影響があるのではないかと分析しても間違いではないような気がします。

もちろん、食生活の改善や運動など健康寿命を保つための努力は必要ですが、最も長時間過ごす「室内」の温度が健康の大きな要因であることはまだまだ知られていない事実です。

特に冬の季節、高齢者の方はこたつや暖房器具の近くから動かない生活習慣になりがちですが、お部屋が快適な温度であればこたつから離れて家の中での活動量が大幅に増えることも実験結果からわかっています。

快活に動くことで高齢者の方が心身ともに健康を維持できるのですから、「室内を暖かくする」ことは贅沢ではなく健康寿命にとって最も必要なことの一つなのです。



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